企業などの組織で働く場合には、どうしてもストレスが発生してしまいます。
同じ部門で働く仲間や上司との意見のすれ違いもあります。
いろいろな個性や考え方を持った人達が、同じ組織に集まって働くのですから、ある程度のストレスが発生することは仕方のないことかもしれません。

ただ、そのストレスが積もりに積もった状況まで放置するということはたいへん危険です。

本人にとって、モチベーションは上がらないばかりか、精神的に追い込まれてしまうことにつながりかねません。

ではどのようにすれば解決への道が開けるのでしょうか。

このような時こそ、コーチングと呼ばれる手法が役に立ちます。

実際、私も同じようなストレスに押し潰されそうになり、一時期は会社をやめることしか考えなくなったことがあります。
上司や同僚へ相談してもそれは君の努力不足だ、というような否定的な回答ばかりでした。
このようなことが続き誰にも相談しなくなり、心が閉じた状態にまでなってしまいました。

しかしあるとき、以前にいた部署の上司が喫煙所でタバコを吸いながら話しを聞いてくれました。
その内容というのは、とにかく私の話しをよく聞いてすべてを肯定したうえで、私が今までやってきた仕事を、まるで隣にいて見ていたかのように良い面や失敗したことなどを話してくれました。

これを境に、私の心はまるで霧が晴れたかのように視界が開け、軽くなったことを覚えています。
実際、私をいつも見てくれている人がいる、というだけで充分でした。

相手を認めて受け入れるというコーチングの手法が、こんなにも相手の心を解き放つものだということを、初めてわかった瞬間でした。