受講した講座
自分軸育成コーチ【認定講師養成】講座の口コミ・体験談を書いてくれた人
外山弘明さん
自分軸育成コーチ【認定講師養成】講座を実際に受講した方のお仕事
一般企業向けの社員教育プランナー&トレーナー
まさに今回の私の体験が未完了を完了させることそのものだと気づきました
自分軸育成コーチ・認定講師養成コース全3回、18時間を無事に終えることができました。
高橋理事長と協会スタッフの皆様、そして一緒に受講していただいた皆様に心から感謝いたします。
印象に残った3回目は、
①コーチとしての実践活動の要の部分の深堀り
②運営管理の様々な考え方と実践的スキル
③集客と今後の認定講師としての活動へのコミットメント
という3本柱で進められました。
①については、2回目に続いてガイド&ライティングというコーチとして重要な部分のワークを行ったことが大きな学びになりました。
私自身コーチ役とクライアント役をさせて頂きました。
聴くスキル、質問するスキル、話すスキル等、基本的なロジックを確認しながら冷や汗をかきつつ進めましたが、ワーク後のフィードバックで自分自身の活かすべきポイントと改善すべきポイントが見えて来ました。
②については、12のステップで行うオーダーメードコーチングの手法を教えて頂きました。
これは今まで学んできたことの集大成というべきプログラムで、このスキルを磨くことでより多くのクライアント様の役に立つことができることを確信できた内容でした。
③については、はじめにマーケティングの学びという時間を頂きました。
プロコースのときにも同じテーマで取り組んだのですが、なかなか理解が難しく消化不良に終わっていました。
ところが今回はスラスラと課題に取り組めて認定講師として集客することへの不安がだいぶ解消されました。
当初から認定講師を目指すつもりで、プラクティショナーコース→プロコース→認定講師養成コースと9月からスタートして一気に受講しました。
認定講師として講座を担当するためには、私自身の「他人軸から自分軸にチェンジできた」という体験がとても重要だと、早い段階から感じていました。
9月からの受講期間中に人生を何度も振り返ってみました。
8年前に研修プランナー兼トレーナーとして独立しました。
その前のサラリーマン時代とくに最後の10年間は、まさに他人軸の生き方そのものでした。
上司の指示に盲目的に従い、目標を見失い、、、、鬱々とした日々を10年間過ごしました。
自分んで解決するしかないと考えましたが、家族にも会社の仲間にも友人にも相談しませんでした。
被害者意識が増幅するばかりで悶々とした10年間でした。
今回の受講期間中は、いつも自分自身が自分軸で生きていると堂々と言えるのだろうか?と自問しつづけました。
サラリーマン時代は他人軸だったけれど独立したから自分軸で生きられている、とは言えないのではないか、という心の小さな声がいつも聞こえていました。
心の奥底に当時の被害者意識が蓋をした箱に入っているような状態だったのだと思います。
思い切ってサラリーマン時代の同僚に会ってみることにしました。
8年前の上司たちはみな退職していて、彼が社長になっていました。
「会社の近くに行きますから、昔話やお互いの近況報告を兼ねてお酒でも飲みましょう」と誘いました。
彼は快く返事をくれて「まずは事務所に来てください、それからお店に行きましょう」という文面でした。
嫌な思い出の詰まった事務所に訪問する、と考えただけで当時の様々な場面が頭をかけめぐりました。
「事務所には行きたくありません、近くのお店で会いましょう」とは敢えて送らず、彼の案内どうり事務所に訪問することにしました。
いよいよ当日を迎えました。
かなりドキドキしながらの訪問です。
ドアをノックすると以前と変わらず勤務していた事務員さんがニッコリと笑顔で大歓迎してくれました。
さらに8年前に入社したばかりの営業の若い女性社員が駆け寄ってきてくれて、こちらも大歓迎してくれました。
社長になった同僚と昔話を語り合ううちに、10年間の苦労も嫌な思い出も心の中から完全に消えていく感覚を覚えました。
認定講師養成コースの中に「未完了を完了させる」というカリキュラムがありました。
受講後のこの感想を書きながら、まさに今回の私の体験が未完了を完了させることそのものだと気づきました。
やっと本当の意味で自分軸で生きていると言えるようになりました。
会社で働く人は少なからずサラリーマン時代の私と似たような思いを持っておられると思います。
組織の一員として働く以上はどうしても自分軸中心では生きていけないと感じてしまうと思います。
わたしはそのような方々の心に寄り添って、自分軸で生きて行くことをサポートしていきたいと考えています。