自己肯定感が低い原因は人と比べること?比較するのをやめるには?
  • 他の人が活躍しているのを見ると落ち込んでしまう
  • SNSなどを見ていると、自分の現状と比較してしまって気が滅入る
  • 頑張っているのに自分に自信を持つことが出来ない

ということはありませんか?

他の人の華々しい活躍を目の当たりにすると、つい自分と比較してしまって「あの人に比べて私なんて…」と落ち込んでしまうこともありますよね。

しかし、自分と他人を比べてしまうことは自己肯定感を低下させてしまうことに繋がり、どんどん自己嫌悪に陥ってしまうループに入ってしまう危険性もあります。

では、人と比べるのをやめ、自己肯定感を得るにはどうすればいいでしょうか?

この記事では、人と比較するのをやめ、自己肯定感を得るための方法についてご紹介していきます。

他者との比較するのはダメなこと?

まず、そもそも自分と人とを比較することはいけないことなのか?という点についてです。

結論から言うと、自分と人とを比較すること自体は悪いことではありません。

自分より優れた人に注目するということは、自分の改善点などを見つけて成長することにも繋がります。

ですが、この時注意しなくてはいけないのが

  • 「相手の方が自分より優れている」
  • 「周囲から見ると、自分はあの人に比べて劣っている」

という、周囲の目や優劣の視点を持ってしまうことです。

こうした視点を持ってしまうと、優れた人を目標にして自分を高めていこうという考えが歪んでしまい、他者より劣っている自分に苛立ちを覚え、自己肯定感を失ってしまいます。

そして、自己肯定感が低くなると何事にもネガティブになってしまい、自分の軸をしっかりと持つことが出来ず、心から多様性を受け入れる寛容さが失われてしまいます。

人と自分を比較しないための考え方とは?

誰かを目標にすることはいいことですが、しっかりとしたマインドセットがないと自己肯定感を下げる結果に繋がります。

次は、人と自分を比較しないための考え方についてご紹介します。

優劣の視点を捨てる

まずもっとも重要なことは、物事を優劣の視点で見ることをやめることです。

自分の人生と他者の人生というのはそもそも直接的な関わりはなく、全くの別物です。

そのため、単純な優劣で語れるものではありません。

あくまで重要なのは他者の優れた所を手本にして自分を成長させることです。

自分を比較対象にするのは意味がないというのを常に念頭に置きましょう。

主語を「自分」にして考える

周囲の目を意識してしまうことで、自然と他者と自分を比較してしまうこともあります。

そのため、何かを考える際は「自分」を主語にして物事を考えるようにするのも大事です。

主語が「周りの人」の場合、どうしても周囲の目を意識してしまうので結果的に自己肯定感を下げてしまうことがあります。

ですが

  • 自分は何がしたいのか?
  • 自分はどうなりたいのか?
  • 自分はどんな生き方をしたいのか?

と、自分を主体にして考えるようにすれば誰かと比較する必要はなく、自己肯定感を下げずに済みます。

まとめ

人との比較を避けるためには

  • 優劣の視点で物事を見ないこと
  • 自分を主体とした考え方をすること

というのが大事です。

人と自分を比較すること自体は、自分の成長に繋がるので悪いことではありません。

ただし、そこで優劣や周囲の目を意識してしまうことは自己肯定感を傷つけてしまうことに繋がるので、十分注意してくださいね。