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最強★自分軸育成コーチの
高橋佳代です。
- つい、人の意見に流されてしまう。
- 優柔不断で物事を決められない。
- 嫌われたくなくて、本音が言えない。
そんなお悩みはありませんか?
自分軸で生きることができると、このような悩みはなくなります。
この記事を読むと、他人軸で生きてしまう原因が分かります。
さらに、自分軸を取り戻す具体的な3ステップを分かりやすく説明しますので、変わりたい方はぜひ最後までお読み下さい。
1. 自分軸で生きるのは難しい?
他人軸で生きている人の特徴を紹介します。
普段の自分にどのくらい当てはまるか振り返ってみてください。
まずは、流行や人の意見にばかり左右されて、自分の言動が一致しない人。
周囲の意見ばかり聞きそのとおりに行動する癖がついているため、いつしか自分の意見や自分の主張というものが無くなってきます。
次に、他人と自分を比較してしまい自分の意見を押し殺してしまう人。
このような人は、常に周囲と自分を比べているため、「~しなければならない」というべき思考に陥りがちです。
もし一般常識と自分の感情がズレていると感じると、自分自身を押し殺して自己犠牲をしてしまいます。
最後に、優柔不断で、頭で考えるばかりでなかなか行動に移せない人。
このような人は、多くの人の意見を聞き、その上でどの人の意見を優先したらよいか分からなくなってしまい、自分の答えを出しづらくなっています。
スパッと決断が出来ないので、周囲からはモタモタしているように見られ、また決断が遅いことから行動量も少なくなってしまいます。
いかがでしょうか。
一つでも心当たりがあれば、今のあなたは他人軸で生きているということになります。
しかしこのような生き方を変えるのは、実はなかなか難しいと言えます。
2. 自分軸で生きるのが難しいと感じる理由
ずばり、人に嫌われたくないという恐怖心が原因となっているのです。
この恐怖心は、誰もが持つ健全な欲求から説明できます。
アメリカの心理学者アブラハム・ハロルド・マズロー(以下、マズロー)は、人間の5段階の欲求モデルを提唱しました。
すなわち、食べたり寝たりしたいという生きてくための欲求、心身ともに安定した暮らしをしたいという安全欲求、他人から認められたいという社会的欲求、本来の自分自身でありたいという自己実現欲求です。
例えば、上司に命令されたとおりに残業をすれば、クビになる不安がなく衣食住は守られますし、会社でも認められ社会的欲求も満たされます。
他人軸で生きている人が残業を断るときには、これらの自然に感じる欲求をゆるがす恐怖を感じてしまっているのです。
もし今日残業を断ったら、安全に生きていけないかもしれないと心のどこかで感じていたら、たとえワークライフバランスを大切にしたいという価値観を持っていたとしても、残業を断るという判断はなかなか出来ないことです。
なので、他人軸で生きている人にとって、自分軸で生きるということは難しいように感じられます。
3. 自分軸と他人軸とは
ここで、言葉の定義をしておきましょう。
当協会では、自分軸を「自分が大事にしたい判断基準」と定義しています。
例えば先程の残業の例で考えてみると、上司に命令されたから残業するというのは他人軸になります。
自分軸で考える場合、もし定時で帰宅して家族と夕食を摂ることを優先したいという価値観であれば残業を断るという判断もできます。
自分にとって大切なものが何かという価値観や、限られた時間で何を優先したいかという判断基準は人それぞれ異なります。
自分軸とは自分にとっての判断基準であり、この自分軸が育っている人は、何かを決めるときの物差しが自分基準として存在するということです。
言い換えると自分基準とは、心で感じた自分の内側の基準のことです。
自分軸がある人は、自分が大事にしたい価値観に則り、これが好き、これが嫌い、あれがしたい、これはやりたくない、という様々なことを人の目を気にせずに決めています。
一方他人軸とは、他人が求める判断基準のことで、自分の外側にある基準のことです。
他人軸で生きている人は、他社の意見や世間体、一般常識はこうだから自分もそうしようという判断をしています。
自分軸がある人とない人の違いを確認してみてくださいね。
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他人軸で行動してしまう人は、人の判断で行動しているので不満を抱えながら行動している状況も多いでしょう。
では、他人軸の人はなぜこのように人に従って自分は我慢してしまうのでしょうか。
4. 他人軸で生きてしまう原因
人に嫌われたくない、そんな恐怖心が大きな原因です。
人はいろいろな集団と関わりながら生きていますから、誰かに嫌われると生きづらくなってしまいますよね。
この恐怖心は自然な感情で、嫌われないために他人軸になってしまう人がとても多いです。
何かを判断するときに、先ほど取り上げたマズローの5段階欲求を満たしたいという自然な欲求を感じます。
これが満たされないと、ご飯が食べられないかもしれないなどと無意識に恐怖を感じます。
もし残業を断ったら、上司にがっかりされて、社内での居場所を失ってしまうかもしれない。
上司に頼りないと思われて、自分の仕事が評価されなくなってしまうかもしれない。
もし残業を断ったら、会社をクビになりご飯を食べられず死んでしまうかもしれない。
そして、その恐怖から他人軸を選ぶという判断をしてしまいます。
5. 自分軸はなかなか分からない
他人軸で生きている人には2つの思考の癖があります。
当協会ではこれを不安リピート癖と、どうせ癖と呼んでいるのですが、他人軸で生きている人は普段からこの癖に偏った思考をしているので、なかなか自分軸の思考が理解できないのです。
不安リピート癖とは、1日に何度も不安を繰り返す癖のことです。
例えば、「明日の会食には何を着ていこうかな?」といった些細なものから、「もっと残業の少ない会社に転職した方がよいのだろうか?自分のキャリアにとってこの会社に居ることの価値はどの程度あるだろうか?」など重要なものまで幅広くあります。
ここで他人軸の人はできない原因を繰り返し考えてしまうことが多いです。
どうせ癖とは、こんな自分を変えようとしても、どうせ私には無理だと諦める癖です。
「どうせ、自分はブラック企業にしか就職できない」「どうせ、自分は仕事が遅いから残業を断れない」「どうせ、自分には能力がない」他人軸で生きている人はこのように変化を拒否してしまいます。
6. 自分軸を取り戻す3ステップ
- 自分の感情を取り戻す
- 絶対軸=クライテリアを理解する
- 絶対軸=クライテリアを7ステップで作る
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
(1)自分の感情を取り戻す
他人軸で生きている人は、そもそも自分の感情に鈍感と言えます。
自分自身の判断軸を取り戻すためには、まずは自分の感情に自覚的になる必要があります。
自分軸をいきなり作るのは難しいので、まずは自分軸の元となる自分の感情を取り戻すことからしましょう。
こちらの記事で詳しく説明していますので、難しいと思った方はこちらから取り組んでくださいね。
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(2)絶対軸=クライテリアを理解する
恐怖感から行動できない人がいるとして、その人が、それでも行動できる場合、どんなことがあれば行動できるでしょうか?
恐怖よりもっと大きな願望があれば自分軸を取り戻せます。
この恐怖よりもっと大きな願望のことを、当協会では自分軸超える絶対軸、つまりクライテリアという概念でお伝えしています。
クライテリアの概念を説明します。
当協会が考える自分軸には2種類あります。
一つ目は、単に自分がどうしたいかという、自分だけを意識して、社会や他者を意識してない自分軸です。
二つ目は、社会とどのように関わっていきたいかという、自分だけでなく他者も意識した自分軸です。
一つ目の自分軸とは、例えば「家庭や会社にどれだけ迷惑をかけても構わない。
自分がやりたいことだけをやるし、自分が嫌なことは必ず断る。」というような自分軸を指します。
ここでの自分軸は自分だけの判断基準なので、他人がいい悪いを評価するべきものではありません。
二つ目の他者も意識した自分軸とは、人は様々な人との関わり合いの中で生きていく存在であることが前提になっています。
社会的な存在として、社会とどう関わるかを含めた判断基準を自分軸としようという考えで作られた自分軸のことを指します。
(3)絶対軸=クライテリアを7ステップで作る
いま、このクライテリアが身に付いていないと思っても大丈夫です。
絶対軸は7ステップで誰でも作ることができます。
7. 自分軸を発見するワーク
- 嫌いの言語化
- 好きの言語化
- 共通項の言語化
- 生きる軸の宣言
- ミッションの作成
- ビジョンの作成
- あなたのクライテリアの作成
それでは、順番に見ていきましょう。
ぜひメモを用意して、あなたのクライテリアを作ってみてくださいね。
(1)嫌いの言語化
自分が嫌だな、嫌だったな、イラっとするな、ちょっと許せないなと思うことを書き出してください。
実際の出来事が無い場合は、想像でも構いません。
「私は( )している人(自分)が嫌い。
その理由は( )だから。」
このフォーマットに従って3~6個くらい書き出してください。
(2)好きの言語化
自分が好き、心地よい、元気になる、憧れるを出来るだけ多く書いてください。
実際の出来事が無い場合は、想像でも構いません。
「私は( )している人(自分)が好き・憧れる。
その理由は( )だから。」
このフォーマットに従って3~6個くらい書き出してください。
(3)共通項の言語化
私はどうやら( )ということは嫌だと感じる。
そのとき( )という感情になる。
その理由は( )だから。
(4)生きる軸の宣言
私は( )
という価値観に基づいて生きたい。
これが私が私らしく、清々しく生きる軸となる。
(5)ミッションの作成
ミッションとは『あなたが実現したい世界』です。
どんな未来を実現したいのか、どんな世の中にしたいのか、自分は世の中に何を提供するか、今の時点で願望でもよいので書いてみてください。
例えば私の例を挙げると、次のミッションを掲げています。
世の中の人が自分を幸せにして、周りの人たちも幸せにする。
そういう人たちが増えて幸せが循環する社会。
(6)ビジョンの作成
ビジョンとはミッションを実現するために『自分はどうあるべきか?』です。
ミッションを実現するための姿、どういう存在であれば達成できるか?を宣言したものです。
今の時点で願望でもよいので書いてみてください。
例として、私のビジョンをご紹介します。
心からの笑顔は周りの人を幸せにする。
クライアントさんが心からやりたいことをやり、心からありたい自分でいながら経済的にも豊かになる(=幸せな起業で笑顔になる)お手伝いをする。
そして、本人と家族、その先のクライアントさんを笑顔にすること。
(7)あなたのクライテリアの作成
あなたのクライテリアを作りましょう。
願望段階で構いません。
自由に言語化して書くか、次のフォーマットに従って書いてみてください。
私のクライテリアはミッションとビジョンにわかれています。
私のミッションは( )で、
ビジョンが( )です。
これが私のクライテリアです。
お疲れ様です。
以上であなたのクライテリアを作ることができました。
まとめ
自分軸を持つ方法は、
- 他人軸で生きてしまう原因を自覚する
- 不安を感じないようにする
- 自分軸を発見するワークを行う
ということでした。
自分軸を持ってブレない人生を歩みたいのであれば、自分の好き嫌いや、自分がどうありたいかを考えると良いですよ。
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